学院便り

2024.05.24

素敵なお仲間が集う宝塚教室♡ お蚕さんと糸のお話し(^^)

宝塚教室、講師の谷口です

 

 

 

 

 

もう立夏は過ぎ、『小満』の候、

『蚕起食桑』〈かいこおきてくわを

はむ〉になりました。

卵から孵化した蚕が盛んに桑の葉を

食べ始める頃です

 

 

ひと月ほど後には白い糸を吐き出し

ながら繭を作ります。

その繭から美しい絹糸が生まれるの

です

 

 

蚕は、『1匹、2匹、』ではなく、

『1頭、2頭、』と数えることを

ご存知でしょうか?

蚕は、暮らしを支える大変重要な

生き物なので、牛や馬と同じように

『家畜』として扱われてきました。

だから、敬意を込めて、『お蚕様』

や『お蚕さん』などと言うことも

あるんですね

 

では、お蚕さんから、どうやって糸

が出来るのでしょうか

 

まずは、お蚕さんの一生 ↓

 

 

 

孵化したお蚕さんは、休眠と脱皮を

4回ほど繰り返しながら桑の葉を

食べて成長し、5齢になると糸を

吐き始め繭を作ります。

 

 

 

きものの材料、絹糸には『生糸』と

『紬糸』があります。

精錬工程など専門的なお話しは抜き

にして、その違いを簡単に説明する

と、以下のようになります(^^)

 

 

★生糸

 

複数の繭(煮る)から引き出した糸

を合わせ1本の細い糸にします。

 

 

★紬糸

 

煮た繭を伸ばして真綿(コットンで

はありません)を作り、それから

手で撚りをかけながら紡いでいき

ます。

 

 

糸の紡ぎ方によって、反物の風合い

に違いがでます(^^)

 

 

 

染めのきものや、〈ひんやり紬〉の

代表の大島紬、お召しなどは、生糸

で織られています。

 

 

 

〈ざっくり紬〉の代表、結城紬など

は、真綿から紡いだ紬糸で織られて

います。

 

 

 

生糸で織られたきもの、紬糸で織ら

れたきもの、それぞれの手触りや

着心地など、あらためて感じてみて

下さいね

ご自身のものや、お店にあるもので♪

 

 

 

 

 

さて、今期の修了パーティー6/2

も近づいてきて、生徒の皆さんは

ますます練習にも熱が入っておられ

るようです

 

 

こちらの初級コースのお二人も、

手順は覚えられました(^^)

あとは練習して慣れるのみ!

自信なさげでしたが、お草履で歩く

練習もバッチリでした

 

 

 

上級さんも、半幅帯の色んな結び方

にチャレンジしておられます(^^)

 

 

色々な表情が作れる半幅帯、楽しい

ですよね 

 

 

最後に、なんとも可愛い帯をご紹介

しま〜す

 

タレ先にシマエナガちゃん

 

 

 

 

 

 

素敵なお仲間が集う宝塚教室で

ご一緒に楽しみませんか?

きものを着て、美味しく楽しい

女子会を実践しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(おまけ)

 

少し遅れましたが、母の日プレゼン

トの代わりに娘が神戸でご馳走して

くれました

             《神仙閣》

      ↑点心の写真撮り忘れ〜

あっさりと美味しい中華料理をお腹

いっぱい頂いたあと、生田神社経由

で、にしむら珈琲まで歩きました

 

また⁈ 4月の女子会で行ったっけ

 

 

4月のときは、写真奥のほうの

ケーキ(パラチンケシュニッテン)を

頂いたのですが、今回は、ケーゼ

クーヘンというチーズケーキ(^^)

これ、サイコークリームチーズの

酸味とコクのある濃厚な味わいと、

ブルーベリー、ざくざくビスケット

生地の絶妙なバランス

 

 

 

 

 

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