素敵なお仲間が集う宝塚教室♡ お蚕さんと糸のお話し(^^)
宝塚教室、講師の谷口です
もう立夏は過ぎ、『小満』の候、
『蚕起食桑』〈かいこおきてくわを
はむ〉になりました。
卵から孵化した蚕が盛んに桑の葉を
食べ始める頃です
ひと月ほど後には白い糸を吐き出し
ながら繭を作ります。
その繭から美しい絹糸が生まれるの
です
蚕は、『1匹、2匹、』ではなく、
『1頭、2頭、』と数えることを
ご存知でしょうか?
蚕は、暮らしを支える大変重要な
生き物なので、牛や馬と同じように
『家畜』として扱われてきました。
だから、敬意を込めて、『お蚕様』
や『お蚕さん』などと言うことも
あるんですね
では、お蚕さんから、どうやって糸
が出来るのでしょうか
まずは、お蚕さんの一生 ↓
孵化したお蚕さんは、休眠と脱皮を
4回ほど繰り返しながら桑の葉を
食べて成長し、5齢になると糸を
吐き始め繭を作ります。
きものの材料、絹糸には『生糸』と
『紬糸』があります。
精錬工程など専門的なお話しは抜き
にして、その違いを簡単に説明する
と、以下のようになります(^^)
★生糸
複数の繭(煮る)から引き出した糸
を合わせて1本の細い糸にします。
★紬糸
煮た繭を伸ばして真綿(コットンで
はありません)を作り、それから
手で撚りをかけながら紡いでいき
ます。
糸の紡ぎ方によって、反物の風合い
に違いがでます(^^)
染めのきものや、〈ひんやり紬〉の
代表の大島紬、お召しなどは、生糸
で織られています。
〈ざっくり紬〉の代表、結城紬など
は、真綿から紡いだ紬糸で織られて
います。
生糸で織られたきもの、紬糸で織ら
れたきもの、それぞれの手触りや
着心地など、あらためて感じてみて
下さいね
ご自身のものや、お店にあるもので♪
さて、今期の修了パーティー6/2
も近づいてきて、生徒の皆さんは
ますます練習にも熱が入っておられ
るようです
こちらの初級コースのお二人も、
手順は覚えられました(^^)
あとは練習して慣れるのみ!
自信なさげでしたが、お草履で歩く
練習もバッチリでした
上級さんも、半幅帯の色んな結び方
にチャレンジしておられます(^^)
色々な表情が作れる半幅帯、楽しい
ですよね
最後に、なんとも可愛い帯をご紹介
しま〜す
タレ先にシマエナガちゃん
素敵なお仲間が集う宝塚教室で
ご一緒に楽しみませんか?
きものを着て、美味しく楽しい
女子会を実践しています
(おまけ)
少し遅れましたが、母の日プレゼン
トの代わりに娘が神戸でご馳走して
くれました
《神仙閣》
↑点心の写真撮り忘れ〜
あっさりと美味しい中華料理をお腹
いっぱい頂いたあと、生田神社経由
で、にしむら珈琲まで歩きました
また⁈ 4月の女子会で行ったっけ
4月のときは、写真奥のほうの
ケーキ(パラチンケシュニッテン)を
頂いたのですが、今回は、ケーゼ
クーヘンというチーズケーキ(^^)
これ、サイコークリームチーズの
酸味とコクのある濃厚な味わいと、
ブルーベリー、ざくざくビスケット
生地の絶妙なバランス