恐れないで!着物のTPOー神戸・東灘区の着付教室ー
こんにちは!
甲南教室ブログ
vol.7です(о´∀`о)
今日は着物のTPOについて。
TPOといいますのは、
①いつ
②どこに行くとき
③どういう立場・どういう会
ということです。
えー?
着物のTPOって
格が どーのこーの
紋が どーのこーの
難しいし分からない
よく分かりますが
落ち着いて。
ちょっと、考えてみましょう。
①1月
②帝国ホテルに
③新郎の母として結婚式
このTPOに合うお着物は?
【黒留袖(くろとめそで)】です。
実は留袖には
「黒留袖」 「色留袖」
の、2種類あります。
「新郎の母」というお立場なので
「黒」に確定します。
はい、
分からなくても、大丈夫。
平均的なパターンで
着物の種類を問わず
すごくすごくすごーく簡単に言うと
正式 → 略式 → 平時 の順で
黒 → 淡い色 → 濃い色
家紋5個(3個) → 1個 → 無し
で、そういう詳しいことを言い出すと
「着物、難しい。
分からない」
となるわけです。
すごく気持ちは分かるけど。
考えてみて下さい・・・
「新郎の母」が
真っ赤なドレス
なんてこと、
まずないですよね。
両家ともに親族、会社関係の集まるお席で
自分のお祝いじゃないお母様が
ドレス・・・赤の・・・
もちろん
日本の中にそういう方が
居ないとは言いません。
そんな人が
非常識とも思いません。
ただ、実際に新郎の母が
真っ赤なドレスを
結婚式で着るとすれば
「条件」が必要かと。
「披露宴の演出」とか・・・
「○○のため」という条件がないと。
条件=TPO
なのです。
着物もほぼ同じです。
ルールを守るのが
重要ではありません。
どういった条件のもとで
着物を着るのか、
「何の(誰の)ための装いか」
という条件が一番大切です。
ですから、
ルールとか、しきたりなどではなく
着ていく場面とお立場にふさわしいことが条件。
「この条件だと、どんな着物?」
と考えてみてください。
お洋服と
それほど違わない感覚で
選ぶことが出来ますよ。
呉服屋さんとかに
質問するときは、
条件を伝えて質問すると
スムーズに答えてもらえます
いつでもお気軽に
お電話でご質問下さいね!!!
では、また来週~~~~(^^)/
(武石)
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松葉きもの学院 甲南教室
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*「きもの松葉 甲南店」にかかります。
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